- スポーツ中に足がぶちっと鳴り、動けなくなった。
- 足の痛みでストレッチができない
- 柔軟や体操をせずに運動をしてしまった
- 筋肉痛に似た痛みがいつまでもよくならない
浜松市でこのような肉離れの症状に心当たりのある方は、ぜひこのページを読み進めてください。
もし本当に肉離れだとしたら、浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院で早急に施術する必要があります。
そもそも肉離れって何?!
身体の筋肉は繊維のようなたんぱく質がいくつもまとまっている状態です。肉離れはこの筋肉が伸びきってしまっている状況、もしくは繊維の一部か全部が切れて断裂している状態です。
【肉離れの症状】
肉離れは、なにか運動や激しい動きをしたときに、収縮している筋肉が、突然引きのばされたタイミングで発症します。
収縮した状態で急に引き延ばされることで、くっついていた筋肉と腱の部分が傷ついたりひどいとすべて引きちぎられてしまいます。
よく聞く肉離れになったときに症状は、「ぶちっ」という何かが切れるような音がして、動けなくなってしまうほどの激しい痛みが生じます。
肉離れが起きてしまうと、どのように動かしても痛みが生じている状況です。
外見からも筋肉の断裂が見えることもあります。
肉離れになると、炎症をおこして腫れあがり、内出血やアザになってしまうこともあります。
しかし、すべての肉離れにおいて、ぶちっという何かが切れるような音が生じるというわけでもありません。
少し痛いなと思って浜松市の病院で画像の検査を行って初めて、じつは軽い肉離れだったとわかることもあります。
【肉離れと筋肉痛の違い】
痛みとしては肉離れは筋肉痛と似ていますし、スポーツや運動によって引き起こされるというところも似ています。
しかし、肉離れは運動中に突然起こるのに対して、筋肉痛は運動後数時間~数日に起こります。
筋肉痛は何も対策をしなくても自然によくなっていくのに対し、肉離れは放っておいてもよくなりません。
肉離れになってしまうのはどうして?
さきほども説明したように、収縮した筋肉が突然引き延ばされて、切れたり傷がつくことで発症します。
なにか運動をしていて、ジャンプなどの衝撃のあとに下肢などに痛みが出たら、まず肉離れを疑いましょう。
【肉離れの原因の特徴】
急激な筋肉の収縮と弛緩による筋肉の断裂・損傷ですから、ある程度原因は決まった動きやスポーツで生じます。
つまり、筋肉への負担が許容範囲を突然超えてしまうことが肉離れの原因になります。
では、そのような動きで肉離れになりやすいスポーツをご紹介します。
男性:陸上、サッカー、野球、アメリカンフットボール、ラグビー・・・
女性:陸上、バスケットボール、バレーボール、ダンス、テニス・・・
このように男女差もあります。
肉離れが起きやすいのは、95%以上が足です。
その中でも、ハムストリングス(太もも裏)や大腿四頭筋(太もも表)、内転筋(太もも内側)、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の4部位が圧倒的に多いです。
また、スポーツによっても肉離れを起こしやすい部位が異なります。
ハムストリングス(太もも裏):短距離走、跳躍競技(幅跳びや棒高跳び、バレーなど)、ラグビー、サッカー、フェンシング
大腿四頭筋(太もも表):サッカー、フットサル、陸上競技全般
内転筋(太もも内側):サッカー、フットサル、陸上競技全般
下腿三頭筋(ふくらはぎ):短距離以外の陸上競技、駅伝、マラソン、スキー、剣道
体幹の筋肉:バレーボール
といったようにスポーツごとに使うことの多い筋肉や動きが異なりますから、肉離れを起こしやすい部分もスポーツごとに違ってくるというわけです。
年齢によっても肉離れの発症のしやすさは変わってきます。
肉離れはすべての年代で起こりやすいものですが、もっとも多いのは10~20代の若い年齢層です。
この年代はスポーツに打ち込む人が多いですから、この統計になるのでしょう。
10~20代を過ぎて30歳以降になると、下腿三頭筋=ふくらはぎの筋肉の肉離れが起きやすいことも分かっています。
年齢やスポーツごとで肉離れになりやすい原因はさまざまありましたが、その中でも老化やもともとの体質、運動不足、ストレッチ不足も助長させますし、寒い日や身体の代謝が悪くなり血行が悪くなっている状況でも起こりやすくなりますから、スポーツや運動前にはしっかりとストレッチや柔軟体操を行いましょう。
肉離れには3種類のタイプがあります
肉離れは3つのタイプに分けられ、それぞれ症状やよくなるまでの期間が異なります。
まず肉離れは「Ⅰ型」「Ⅱ型」「Ⅲ型」の3つのタイプに分けられています。
Ⅰ型:歩行可能
主に血管が傷ついている状態で、出血していることにより筋肉が押されて痛みが出ている状態ですが、筋肉自体は傷が浅いことが多いので、数週間でもとのように運動や部活に打ち込むことが可能です。
Ⅱ型:歩行困難
筋肉と腱がつながっている部分に傷がついている状態で、その傷の程度によってよくなるまでの時間は異なりますが、だいたい数か月かかることが多いです。
Ⅲ型:歩行不可能
腱や筋肉は完全に切れてしまっている状態で、場合によっては手術も必要になります。3か月以上運動を制限されることも少なくありません。
ご自分で肉離れをチェックしてみましょう
先ほどご紹介した肉離れのタイプはある程度自分で見極めることができます。
要は、肉離れを起こした筋肉がどれだけ伸ばすことができるかをテストで大まかに判断します。
部位別に肉離れの重症判断テストをご紹介します。
【ハムストリングス(ふとももうら)】
① あおむけになります。
② 誰かに足首を持ってもらい、まっすぐのまま足を上方に持ち上げてもらいます。
③ これができる角度によって、肉離れの重症度が異なります。
(70度以上:軽症、70~30度:中等症、~30度:重症)
【大腿四頭筋(ふともも前)】
① うつぶせになります
② ひざから下を上方に曲げていきます。
③ これができる角度によって肉離れの重症度が異なります。
(~45度:重症、90~45度:中等症、90度以上:軽症)
【腓腹筋(ふくらはぎ)】
① 立った状態で片足を前に出し、前の足に体重を乗せていきます
② 後ろの足のふくらはぎのストレッチをどれだけできるかによって肉離れの重症度が異なります。
(ストレッチ自体が痛い:軽症、ひざを曲げた場合にストレッチが痛い:中等度、ひざを曲げるだけで痛い・つま先立ちができない:重症)
肉離れにならないためにできること
肉離れの予防としてもっとも重要なのが、筋組織の柔軟性です。
疲れや血流の悪さは筋組織を固くする原因になります。
寒い冬に肩がこる、なんて経験はありませんか?気温が低いだけでもすぐに筋肉は固まってしまいます。
運動や部活の前にはかならずストレッチや柔軟を行ってから行うようにしましょう。
また、寒い日にはいつもよりも入念に行うことが大事です。
疲れや血流の悪さ以外にも、意外に筋肉を硬くしてします要因として「加齢」があります。
小学生くらいの年代は肉離れの発症が少なく、中高生くらいから徐々に増えていきます。
20代以上になるとさらに肉離れのリスクはあがります。
加齢ともに筋肉を構成するたんぱく質の生成が少なくなり、コラーゲンもかたくなるためといわれています。
大人になってひさしぶりに運動することありますよね。
若い時にしっかり運動していたからと言って、年齢には逆らえませんから、年を追うごとにストレッチや柔軟の重要性が増していきます。
肉離れを治すためには
肉離れをよくするためには症状の重症度や痛みに応じて何段階か方法があります。
【肉離れをよくする方法①応急処置】
まず運動中に肉離れのような症状に気が付いたら以下の応急処置をおこなってください。
「RICE(ライス)」という応急処置の方法を聞いたことはありませんか?
RICEというのは応急処置の方法の頭文字をとって略した名称になります。
R:REST(安静)―松葉づえなどで負荷をかけないようにする。
I:ICE(冷却)―肉離れを起こした部分を冷たい氷嚢やアイスノンで15分程度冷やす。
C:COMPRESSION(圧迫)-サポーターや包帯で肉離れの部分を圧迫する。
E:ELEVATION(挙上)―肉離れを起こした部分を心臓よりも高い位置にあげる。
これは肉離れに限らず、捻挫や打撲、骨折などさまざまなけがの際に使えます。
最近では、
P:PROTECTION(保護)
を追加した「PRICE(プライス)」
や、
「PRICE(プライス)」のRESTをOPTIMAL LOADING(最適な負荷)に変更した
「POLICE(ポリス)」とも呼ばれることもあるようです。
浜松市で肉離れにお困りの方はまずは応急処置を行いましょう。
【肉離れをよくする方法②温罨法】
数日安静にしておくと、肉離れの痛み自体はだんだんとよくなります。
出血や腫れなど炎症が収まってきたら、RICEなどの応急処置による対応は中止して、温罨法に切り替えましょう。
RICEは炎症を抑える働きはしてくれますが、筋肉を硬くしてしまったり、血流を悪くするため、やりすぎてしまうと再発しやすくなったり、悪化させてしまうことがあります。
≪温罨法のやりかた≫
あたためる、という意味です。
お風呂に入ったり、温熱シートなどで温めるだけで大丈夫です。市販の温熱シートでなくても、温タオルを当てたりマッサージするのもよいでしょう。
しかし、自己流のマッサージはかえって肉離れを悪化させる原因になりかねませんから注意が必要です。
浜松市のしんせつな鍼灸整骨院では肉離れの方向けのマッサージも行うことができます。症状に合わせて実施していきますので、浜松市で肉離れにお困りの方がいらっしゃいましたら、浜松市中央区の当整骨院へご相談くださいませ。
マッサージをするときは、温かいタオルで患部を温めてから行ってください。
筋肉が冷えて硬い状態でマッサージをすると、患部に衝撃をあたえ悪化しやすくなります。 肉離れによる痛みがある場合は、すぐに中止してください。
【肉離れをよくする方法③病院で行う外科的手術】
肉離れの中でも最も重症の筋肉が完全に切れてしまった状態の場合にしかおこないません。
【肉離れをよくする方法④食事】
肉離れからの回復を早めるには、食べ物も積極的に取り入れるとよいでしょう。
≪ビタミンが多く含まれているものを食べましょう≫
肉離れにはビタミンが治りを早くするといわれています。
ビタミンのなかでもとくに、ビタミンBやビタミンEは筋肉の回復力を助けたり、血流をよくするため、肉離れの早めの回復が期待できます。
ビタミンB群は以下ように細かく分けられます。それぞれ多く含まれるたべものをご紹介します。
ビタミンB1:穀類、豚肉、レバー、豆類・・・
ビタミンB2:レバー、卵、大豆、乳製品、葉物野菜・・・
ビタミンB6:かつお、まぐろ、レバー、肉類・・・
ビタミンB12:魚介類、レバー・・・
ナイアシン:かつお、ぶり、さば、豆類、くだもの・・・
パントテン酸:乳製品、卵・・・
葉酸:緑黄色野菜、小麦、マッシュルーム、レバー・・・
最近ではビタミン剤やドリンクの種類が増えてきて、忙しい方でも手軽に取り入れられるようになってきましたね。
しかしやはり食品から摂取するのが最適だと考えます。
≪たんぱく質が多く含まれているものを食べましょう≫
筋肉を作り出したり修復するのに、必要不可欠なのがたんぱく質です。
最近では筋肉トレーニングやダイエットを行う人が積極的にたんぱく質をとることで有名になってきましたよね。
たんぱく質が多く含まれる食品は、
・肉類
・魚介類
・卵
・大豆製品
・乳製品
・玄米
になります。
手羽先や魚の皮は脂が多く嫌煙されがちですが、コラーゲンも多く含まれるため、筋肉の再生というところでは注目すべき部分になります。
≪水分をきちんと取りましょう≫
水分をたくさんとることでからだの水分量が多くなり、血液の流れがよくなります。
血液の流れがよくなると、筋肉の柔軟性もよくなります。
また、運動中には、運動時に高くなった体温を冷やすことができます。
もちろんこのような食事だけでは肉離れが完全によくなることはありませんが、一つの方法としては有効です。
浜松市で肉離れにお困りの方は、浜松市中央区の当整骨院の施術に加えて、食事療法もとりいれてみてはいかがですか?
肉離れはクセになるって本当?
肉離れの症状がよくなる前に運動や部活を再開してしまったり、医療機関に相談せずに長い間放置しておくと、治りが悪くなったり、同じところを肉離れを起こしてしまうことはあります
また、同じスポーツをしていれば、それだけ同じ動きをしている状況ですから、知らず知らずのうちに肉離れを起こしやすい動作をしてしまい、なんどか肉離れを繰り返してしまうことはあります。
しかし、完全によくなった肉離れが、なにもしていないのに症状が再発することはありませんから、まずは完全に肉離れを治すことが重要です。
浜松市で肉離れにお困りでしたら、浜松市中央区の当整骨院へ!
肉離れによってだいすきな運動やサークル活動が行えなくなるのはつらいですよね。
浜松市中央区の当整骨院では、肉離れにお困りの方の施術にも力を入れています。
浜松市で肉離れの痛みにお困りでしたら、浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院へいらっしゃってください。