- 背中の痛みやコリ、ハリを感じる
- 背中の筋肉が硬い
- 背中の痛みに腰の痛みがともなう
- 背中をたたくと痛い
- 背中にびりびりとした神経痛がある
浜松市で、この様な背中の痛みに悩まされている方、いらっしゃいませんか?
これらの背中の痛みの原因はそれぞれ違います。
浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院では、その原因をご紹介させていただきながら、浜松市で背中の痛みにお悩みのみなさんの背中の痛みを取るお手伝いをさせていただきたいと思います。
背中の痛みにはいろんな原因があります
背中の痛みには、主に3つに分けられる原因があります。
≪背中の痛みの原因:背中の筋肉の問題≫
【①背中のコリ、筋肉痛】
これは比較的軽度な背中の筋肉の問題です。
背中の筋肉へ過度な負担や緊張がかかると、肩こりのように、背中も凝って痛くなります。
この場合の背中の痛みは、レントゲンなどの画像では問題は発見できず、多くの場合「筋筋膜痛症候群(きんきんまくつうしょうこうぐん)」と言われることが多いようです。
これの原因は
・背中の筋肉の過度の運動や、運動不足
・背中の周りの筋肉の筋力不足
・悪い姿勢、もしくは長い時間の同じ姿勢
・慢性的な腰痛や肩こり
などがあげられます。
背中自体の問題だけでなく、首や腰の問題も背中の痛みには影響を及ぼします。
なぜなら、首や腰に痛みや筋肉の問題があると、それをかばうようにして背中の筋肉が使われます。
かばう動作はもちろん正常な動作ではないですから、背中の筋肉に負担がかかってしまうのは一目瞭然です。
◆改善方法と予防◆
このような軽い背中の痛みやコリ程度でしたら、安静やマッサージなどで改善することが可能です。
また、適度な運動や、習慣的なストレッチを行うことで背中の筋肉をやさしくいたわってあげましょう。
余裕のある方は、背中~腰の筋肉を鍛えることで、姿勢改善に役立てるといいでしょう。
しかし過度な運動やむりな筋肉トレーニングは、かえって背中の筋肉痛を引き起こし、背中の痛みの原因となりうるので注意してください。
【②慢性的な背中の痛み】
①のような軽めの背中の痛みや筋肉の問題であっても、そのままにして対策や予防を行わないと、背中の痛みが長引き、慢性的な痛みに移行してしまいます。
放っておけば置くほど、もちろん筋肉のコリは強く広くなり、さらにその影響で感覚も鈍くなりますから、マッサージなどでも改善がむずかしくなります。
【③背中のこむら返り】
日常の何気ない動作で、なんの予兆もなく背中に激痛が走ることがあります。
背中のこむら返り、いわゆる足がつったような感覚が背中に出る症状です。
これはいわゆる「ぎっくり背中」ともいわれます。
症状の出方がぎっくり腰に似ているからでしょうか。
慢性的な背中の痛みやコリを放置しておくと、このような「ぎっくり背中」になりやすいと言われています。
「ぎっくり背中」のように極度の痛みを伴う場合には、ぎっくり腰の時と同じように、背中の筋肉を安静にすることが重要です。
安静にしても1週間以上背中の痛みが良くならない場合には、筋肉や骨の異常ではない場合もありますので、浜松市のお住いの近くの病院に行ったほうがいいかもしれません。
≪背中の痛みの原因:背中の骨の問題≫
【①背中の骨の骨折】
スポーツや交通事故で背中に強い衝撃や打撃が加わった場合に、背骨(肋骨や脊椎、腰椎)が骨折してしまう場合があります。
比較的年齢が若い方はこのような原因が多いでしょう。
しかし、ご高齢になってくると、軽い衝撃でも骨が折れやすくなります。
みなさんは「骨粗鬆症」という言葉を耳にしたことはありませんか?
骨が弱くなっていると、転んだり、くしゃみをしただけで、いわゆる「圧迫骨折」を起こしやすくなります。
ご高齢の方の骨折は、さらなる筋力低下を招き、その後の人生に大きく関わってきてしまいます。
大した外傷がなくても、ご高齢の方が背中を痛がった時にはまず骨折を疑ってもいいかもしれません。
肋骨を骨折すると、呼吸をするときに背中が痛み、背骨や脊椎を骨折すると、背中や腰の痛みに加えて、足のしびれや知覚鈍麻、麻痺も生じる方もいらっしゃいます。
◆改善・予防◆
基本的には病院でレントゲンなどの画像をとって骨折部位を明らかにします。
痛み止めを使いながら、リハビリも行い、普通は1カ月~3カ月でよくなります。
予防は筋力と骨を強くすることに限ります。
身体や骨、筋肉を作り出している、たんぱく質、カルシウム、ミネラルを多く含む食べ物を積極的に摂取して、運動不足にならないように注意しましょう。
【②背中の骨のゆがみやずれ】
背骨や、背骨が繋がっている骨盤にずれやゆがみがあっても、背中が痛むことがあります。
背骨や骨盤のゆがみの矯正は、浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院の得意分野です。
背骨の横のゆがみ
背骨は前やうしろから見ると、通常はまっすぐ伸びています。
左右にまがっている場合は、治療が必要な場合があります。
成長期に多いのが「脊椎側弯症」です。
生まれつきの場合や成長の過程で曲がってしまった場合があります。場合によっては手術が必要になります。
背骨の前後のゆがみ
背骨は横から見た場合にはS字カーブになっています。
カーブしていて正常なのですが、この背骨のカーブが過度なものになると、背中の痛みが出現します。
「脊椎後湾症」といっていわゆるご高齢の方の猫背、円背、亀背がこれにあたります。
逆に鳩胸のことを「胸椎前方変位」といいます。
背骨は体の横から見た場合、緩やかなS字のカーブを描いています。このカーブの角度が異常に大きくなった場合にも背中の痛みが現れます。
転倒したり、けがで捻挫や打撲を繰り返していると、身体に歪みができ、それが身体の中心である背骨のゆがみになり、背中の痛みとして出現することもあります。
浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院では、特に背骨のゆがみを取るために、骨盤矯正、背骨矯正などを行っています。
背中の痛みの原因となっているゆがみを取るには、1回の矯正だけでは難しく、ストレッチや手技施術を取り入れながら、ゆっくりと行っていくことが必要になります。
もちろん皆さん自身の生活習慣の改善も重要です。
浜松市でゆがみによる背中の痛みにお困りの方がいらっしゃいましたら、浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院へご相談ください。
【③腰骨、骨盤の問題】
腰骨や骨盤に歪みはずれ、その他の問題がある場合にも、背中の痛みが随伴して出現する場合があります。
背骨はいわゆる脊椎。
脊椎は頸椎(首)→胸椎(胸)→腰椎(腰)の順番でつながっていて、一番下に骨盤があります。
ですから土台である骨盤や腰の骨に歪みやずれなどの問題があると、背中の痛みも引き起こしますし、身体全体の不調の原因にもなりうります。
背中の痛みに加えて、腰にも何かしらの症状がある場合には、背中の痛みの原因が腰や骨盤にあることの可能性が高いかもしれません。
≪背中の痛みの原因:内臓の問題≫
背中の筋肉や骨に異常がなくても、背中の痛みがでることがあります。
内臓の問題で背中に痛みが生じる事があるのです。これは「放散痛」といって、実際に病気の臓器とはまったく関係のない部分が痛くなることを指します。
背中の痛みは放散痛で症状が出やすい部分です。
背中の痛みが症状として出る内臓の問題をご紹介しますね。
【背中の痛みの原因:呼吸に関する臓器】
*風邪・インフルエンザ
背中の痛み以外の症状として、高熱、微熱、咳嗽、鼻汁、くしゃみ、のどの痛み、関節の痛み、頭痛、腹痛、倦怠感、嘔気、下痢など
*胸膜炎(きょうまくえん)
風邪やインフルエンザが悪化してしまうと発症する可能性が高まります。肺の周りの胸膜という部分に炎症が起きている状態です。
*肺炎(はいえん)
これも風邪やインフルエンザの悪化で生じやすいです。肺そのものに炎症が起きている状態です。ご高齢の方の肺炎の発症は命にかかわることもありますので注意が必要です。
【背中の痛みの原因:心臓や血管に関する臓器】
*狭心症(きょうしんしょう)
血液がどろどろになると「動脈硬化(どうみゃくこうか)」と言われる状態になり、心臓に送られる血液が通る太い血管=冠動脈(かんどうみゃく)が詰まってしまうことで起こります。
一番の症状は「左胸の締め付けられるような痛み」ですが、背中の痛みも随伴します。
*心筋梗塞(しんきんこうそく)
狭心症が悪化した状態で、冠動脈(かんどうみゃく)が完全に詰まってしまう状態です。
胸の締め付けられるような痛みが激痛で現れます。
*大動脈炎症候群(だいどうみゃくえんしょうこうぐん)
大動脈になんらかの原因で炎症が起こり、血流が悪くなります。原因不明で、発症するほとんどの方が女性です。
*大動脈瘤・解離性大動脈瘤
血液がどろどろの状態になると、血管が弱くなり、こぶ(瘤)のように膨らんで血流を悪くします。胸の痛みに加えて、咳が出たり息苦しさが出ることがあります。
【背中の痛みの原因:循環や尿に関する臓器】
*腎盂腎炎(じんうじんえん)
腎臓や尿路が細菌感染を起こした状態で、熱が出たり血尿が出ることがあります。
*腎癌(じんがん)
血尿が症状としてでることがありますが、多くは無症状です。原因は不明で男性に多いです。
*水腎症(すいじんしょう)
尿の出口や通り道に障害ができ、腎臓に尿がたまってしまう状態です。背中の痛みに加えて、背中をたたいた時に響くような痛み(叩打痛)がでます。
*尿路結石
膀胱や尿道、尿管に結石ができる状態です。背中に激痛があります。
【背中の痛みの原因:消化に関する臓器】
*逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)
飲みすぎや食べすぎ、ストレス、たばこなどが原因で、胃の痛みやむねやけ、吐き気がでます。
*胃炎(いえん)
飲みすぎや食べすぎ、感染などさまざまな原因により、胃に炎症が起きている状態です。逆流性食道炎に似たような症状がでます。
*胃潰瘍・十二指腸潰瘍(いかいよう・じゅうにしちょうかいよう)
胃や十二指腸の壁に穴が開いたり、傷がついてしまっている状態です。ストレスが原因と思われがちですが、ピロリ菌感染も多くの原因になっています。
おなかがすいているときに胃や背中が痛み、食事中や食後は症状が落ち着きます。
*胃癌(いがん)
比較的若い世代にもみられる癌です。
*急性肝炎(きゅうせいかんえん)
肝炎はウイルスやアルコールが原因で起こります。背中の右側の痛みや発熱などの症状が見られます。
*肝臓癌(かんぞうがん)
肝炎が悪化したり、ほかの部分の癌の転移で発症することが多いです。背中の右側が痛くなったり、ひどい場合には黄疸が出たり、おなかのなかに水がたまる(腹水)こともあります。
*膵炎(すいえん)
飲酒や胆のうの病気が原因で膵臓に炎症が起こります。食事をすると腹痛や背中の痛みが出ます。
*膵臓癌(すいぞうがん)
症状がないことが多いですが、末期には背中の痛みやおなかの左側が痛みます。
*胆嚢炎(たんのうえん)
感染や胆石が原因で胆のうに炎症が起こります。心窩部(みぞおち)~右のわき腹、背中に発作のように痛みが出ます。
*腸閉塞(ちょうへいそく)
便秘や腹部の手術が原因で、腸が動かなくなる病気です。激しい腹痛や嘔吐が見られます。
【背中の痛みの原因:女性に関する臓器】
*子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)
子宮の中に筋腫と呼ばれる良性の腫瘤ができます。月経時の出血が増えたり、腹痛などが生じます。
*子宮内膜症
子宮のちかくで、子宮内膜が異常に増殖して、下腹部痛が強く見られます。
*子宮頸癌・子宮体癌
無症状のことが多いですが、不正出血や帯下(おりもの)の異常、下腹部痛が出ることがあります。
【背中の痛みの原因:神経に関する臓器】
*肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)
しんせつな鍼灸整骨院・整体院のHPでもご紹介させていただいております。
そちらのページをぜひご覧ください。
(肋間神経痛 症状ページ)
*帯状疱疹(たいじょうほうしん)
小さいころに水ぼうそうになった方は要注意です。水ぼうそうを起こすウイルスが再燃して大人になってから発症します。
赤みや腫れが神経に沿って出現し、びりびりといった痛みが生じます。
浜松市で背中の痛みにお困りでしたら、浜松市中央区の当整骨院へ!
背中の痛みはご紹介したようにさまざまな原因があります。
浜松市のしんせつな鍼灸整骨院では、マッサージや指圧、ハリ治療はもちろんのこと、みなさんの背中の痛みの原因への追究を重要視しています。
必要であれば、浜松市内の病院もご紹介させていただきます。
浜松市で原因不明の背中の痛みにお困りでしたら、浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院へおこしください!