- 目の前が回転しているかのようなめまいがする…
- 吐き気がする…
- 歩いていても宙に浮いているような感覚…
- 頭がボーっとする…
この様なメニエール病の症状が思い当たる方はぜひこのページを読み進めてください!
メニエール病の主な症状をご存知ですか?
【メニエール病の症状①めまい】
めまいはメニエール病の症状の中でも代表的で多くの方に表れます。
メニエール病のめまいで特徴的なことは、「回転」です。ぐるぐると回るようなめまいが持続します。
これによって平衡感覚もおかしくなりますから、立っていることはもちろん、寝ている状態でさえつらいのです。
メニエール病のめまいは数時間持続することもあります。
【メニエール病の症状②頭痛】
めまいとともに頭痛が出現することがあります。
メニエール病の頭痛の特徴は、いわゆる「頭重感」、頭が重たいような、締め付けられるような痛みです。
【メニエール病の症状③難聴】
メニエール病の難聴では低い音が聞こえにくくなるのが特徴です。
めまいなどの症状とともに出る場合もあれば、メニエール病の発作が落ち着いてから一時的に出る場合や、何度も繰り返すことで難治性の難聴に発展することもあります。
Column;リクルートメント現象
メニエール病の難聴では低い音が聞こえにくくなりますが、逆をいうと高い音がとても響いて大きくきこえてしまうんです。メニエール病のこの現象のことを「リクルートメント現象」といいます。
日常生活で高い音、子供の声や歌声が耳障りに聞こえてしまい、メニエール病の症状を悪化させてしまうこともあります。
【メニエール病の症状④耳鳴り】
メニエール病の方の多くは発作の前症状として耳鳴りが出現します。
耳鳴りの出現には大気圧も大きく関係しているようです。
【メニエール病の症状⑤吐き気・嘔吐】
メニエール病における吐き気は乗り物酔いに似ています。
めまいはなくても吐き気だけひどいという方もいらっしゃいます。
【メニエール病の症状⑥浮遊感】
発作を繰り返しているうちに常に平衡感覚に異常がでてしまうことがあり、身体が浮いているような感覚やななめになっているような感覚になることがあります。
【メニエール病の症状⑦幻覚のような症状】
実際になにか幻覚がみえることは少ないですが、実際は止まっているものが動いているように見えたりします。めまいに付随します。
【メニエール病の症状⑧眼振】
目が左右に細かく揺れている状態です。メニエール病の発作中に起こることがおおいです。
【メニエール病の症状⑨耳の閉そく感】
急に高低差のある場所に行ったり、水の中に入った時に耳が閉塞するような感覚に襲われたことはありませんか?
あの感覚がメニエール病で起こることがあります。
通常であればつばを飲み込んだり、内耳の気圧を高めることで改善しますが、メニエール病の場合のこの症状はそれでは治りません。
メニエール病の症状は変化する?!
メニエール病の症状は一定ではなく、経時的に変化することが多いです。
【初期】
耳の閉そく感や難聴、耳鳴りから始まることが多いです。
↓
【活動期】
めまいなどの症状を繰り返す時期です。
人によって持続する期間は異なり、毎日メニエール病の症状に悩まされる方もいれば、数カ月単位の方もいらっしゃいます。
↓
【間欠期】
活動期が落ち着くと、季節の変わり目など、数ヶ月に1度など間欠的にメニエール病発作が起こるようになります。
↓
【慢性期】
活動期と間欠期を繰り返しているうちに慢性期に入ります。
慢性期ではめまいはおこらないか、軽くなることが多いです。その代わりに難聴や耳鳴りの症状が悪化します。
メニエール病にどうしてなってしまうの?
メニエール病の直接的原因は、内リンパ水腫(耳の中の内耳という部分がリンパ水腫を起こし、内耳の圧があがる)です。しかし、内リンパ水腫自体の原因は明らかになっていません。
アレルギーや感染、免疫力低下、ストレスなどが原因として考えられています。メニエール病の発症は、発展途上国よりも先進国に多いですので、この原因のなかでもストレスの関与が示唆されています。
30~50代の男性に多くみられますので、これもストレスが原因として強く考えられる要因の1つです。
メニエール病を疑ったらまずは医療機関を受診しましょう!
メニエール病と似た症状の他の病気もありますので確実な診断を受けることが重要です。
【メニエール病の判断指標】
① 回転性めまいの発作の有無
・確実な原因がなくめまいが生じる。
・めまいにときに吐き気や嘔吐を伴う。
・数分~数時間持続する。
・発作のめまいは、回転性ではないこともある。
・めまいの発作中に眼振も起こる。
② 耳鳴りや難聴などの蝸牛症状の有無
・めまいの出現と随伴して耳鳴りや難聴が出現する。
・耳の閉塞感がある。
・大きな音や高い音に敏感になる。
・聴力検査で低音や音の大きさにおいて異常がある。
③ 中枢神経の疾患、原因のあるめまい、難聴を主訴の疾患の除外。
上記の判断指標に当てはまらない種類のメニエール病がいくつかあります。
① 蝸牛型メニエール病
蝸牛型メニエール病では、めまいが起こりません。しかし再発を繰り返しやすいです。
再発の頻度が少ないうちは、内耳へのダメージが少ないので、完治の可能性が期待できます。蝸牛型メニエール病は、一般型メニエール病に移行してしまう場合が多いですから、早めに対処しましょう。
② 前庭型メニエール病
前庭型メニエール病では、回転性のめまいの発作を繰り返します。
前庭型メニエール病では、一般型メニエール病への移行はあまりみられません。前庭型メニエール病の原因が内リンパ水腫以外のものが多いことが理由のようです。
③ 両側性メニエール病
通常メニエール病はどちらか片方の耳の症状しかでないことが多いですが、両側性メニエール病では、両方の耳にメニエール病の症状が出ます。メニエール病の期間が長期的なほど多く見られます。
両側性メニエール病では、先にメニエール病の症状が出た側の耳に、手術などの治療を行うと、あとからメニエール病の症状がでた側の耳の症状もよくなります。
両側性メニエール病では、片側のみのメニエール病と比較すると、症状の進行が早いです。メニエール病の症状が両側で同等になると、完治困難にまで至ってしまいますので、両側にメニエール病の症状が出現し始めたら、早期の対処開始が必要になります。
医療機関を受診すると以下のような検査を受けることが多いです。
① 直立検査(両足、片足)
② マン検査
③ 足踏み検査
④ 重心検査
⑤ 眼振検査
⑥ 頭位眼振検査
⑦ 温度眼振検査
⑧ グリセロール検査
⑨ 聴力検査
メニエール病の発作が起きてしまったらどうしたらいいの?
メニエール病の発作が起きたら、とにかく安静に、発作が収まるのを待つしかありません。
安静に加えて以下のことに気を付けましょう。
・症状のあるほうの頭を上にして、なるべく動かさないように横になる。
・頓服の処方があれば、すぐに内服する。
・音や光を避けるために、暗く静かな部屋へ。
・目の周りをアイスノンなどで冷やす。
メニエール病の方は上記の方法を徹底しましょう。
しかし、病院でメニエール病と診断されていない場合は、脳に異常があって重要な疾患がかくされているかもしれません。
この様な場合は、受診するもしくは症状が強い場合は救急車を呼びましょう。
メニエール病は治らないんじゃないの?
当整骨院に来院される患者様のなかにもこのように思っている方は非常に多いです。
しかし答えはNO!です。
メニエール病の症状を良くすることはできます!!
今までは原因がわからないメニエール病を得意としている医療機関が少なかったため、このように言われるようになったのかもしれません。
しかし、適切な医療機関や浜松市中央区の当整骨院の施術を受けることで、メニエール病の改善も諦めることはありません。
メニエール病は慢性化してしまうと完治は難しいですから、このページを読んで心当たりのある方はいますぐ、浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院を受診しましょう。
では、ここからメニエール病の一般的な対処について説明します。
【メニエール病の対処①薬物療法】
*急性期・・・メニエール病の発作症状を抑える目的で使用します。
・抗ヒスタミン薬
・精神安定剤
・吐き気止め など
*慢性期・・・メニエール病の原因である内リンパ水腫の改善が主な目的になります。
・利尿剤
・ビタミン剤 など
【メニエール病の対処②手術】
薬物療法がメニエール病の症状の改善や緩和にあまり効果がない場合には手術にまで及びます。
メニエール病を患った方の中で、手術にまで及んでしまうのは全体の1割程度で、ほとんどの方は手術を行うことなく改善することが多いです。また、メニエール病の手術ではめまいに対する手術であり、難聴や耳鳴りの改善はあまり期待できません。
・内リンパ嚢開放術
―内リンパ水腫を起こしている嚢に穴を開け、リンパの中に貯留している水分を排出させる手術です。
・前庭神経術
―平衡感覚を担っている前庭神経を切断する手術です。
【メニエール病の治療③鼓室換気チューブ留置】
鼓膜に非常に小さな穴を開ける治療です。この方法は比較的簡易な方法ですから、最近はこの方法を行なう病院が増加しています。
浜松市中央区の当整骨院はメニエール病の施術を得意としています!
浜松市中央区の当整骨院のメニエール病に対する施術は、マッサージや鍼灸によって全身の調整をし、自律神経のバランスを整えることを目的としています。
さらに、メニエール病の原因である内リンパ水腫を改善するために、むくみを改善するツボを刺激します。
また、ないリンパ水腫の原因の1つとされているストレスへの介入も行っていきます。
浜松市中央区の当整骨院の施術は、東洋医学の特徴でもある、全身を副交感神経優位にし、全身をリラックス状態へと導きます。
東洋医学では自然治癒力を高めることを重要と考えていますから、メニエール病の改善だけでなく、身体の不調に対する多様な効果を期待できます。
もちろん、上記で説明した薬物療法なども重要になりますので、当整骨院から浜松市のかかりつけ医を紹介することもできます。
まずは、浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院へお越しください。
メニエールになってしまったらこんなことに気を付けて生活しましょう!
メニエール病と診断されたら、上記の対処を行うことも重要ですが、日常生活を気を付けることで、メニエール病の症状が緩和できたり、予防することも可能です。
メニエール病と診断された方は、以下のことに気を付けてみましょう。
① ストレス解消しましょう!
メニエール病の1番の原因として現在考えられています。ストレスをためないことはメニエール病だけに限らず大事です。
浜松市中央区の当整骨院の施術でリラックスすることでストレス解消も見込めます。
② 水分のとりすぎに注意しましょう!
必要以上に水分を摂りすぎると、内リンパ水腫の悪化を引き起こします。
ですが、水分を取らないことも問題です。むくみ、脱水を起こさない適切な量の水分摂取を心がけましょう。
③ お酒やたばこは控えましょう!
これらはストレス解消にもなりますから、適度な量を守る分には問題ありません。
しかし、過剰な飲酒・喫煙は身体的には悪影響です。
さらに、頓服薬との飲み合わせや相性も悪いですから「適度」を守りましょう。
④ カフェインを控えましょう!
カフェインが含まれている代表的なものは、コーヒー・紅茶・緑茶などです。
これらも飲酒・喫煙同様、適量であればストレス解消やリラックス効果には最適です。
カフェインによる利尿作用、覚醒作用はめまいを起こすこともあります。
⑤ ホルモンバランスを整えましょう!
女性の場合、生理前や排卵期、妊娠中にメニエール病の症状が現れる場合があります。
黄体ホルモンの分泌は体内に水分をためようとする作用がありますから、症状が出てしまうのです。これは生理的現象ですから、やはりなるべくストレスをためないようにすることが重要です。
メニエール病と診断されたけどなかなか症状がよくならない…
自分のこの症状はメニエール病かもしれない…
浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院ではメニエール病の施術にも力を入れています。
メニエール病の症状でお困りの方は、1度ぜひ当整骨院の施術を体験してみてはいかがですか?
メニエール病でお困りの方は、浜松市中央区のしんせつな鍼灸整骨院・整体院へお任せ!